ペット溺愛中。



「ありがとう翠!」


タマが喜び、翠の頬を舐めた。ぎょっとして周りを見ると、周りの客もぎょっとしていた。


「やめろタマ!」


「お似合いですねー」


タマを押さえ込むと、作り笑いを浮かべた店員が声をかけてきた。


「ねぇ、もう脱いでいい?」

タマが服を脱ぎだした。

「だめだめ!もう少し着てて」


なんとかタマを押さえる。店員は笑顔が引き攣っていた。
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