最期の奇跡。


ふと、目を開けると白い天井が見えた。



そうだ…、入院したんだった…。



学校帰りにそのまま寄った為、制服のまま眠ってしまっていた。



私は、屋上を出たあと、とりあえず授業を受けた。


そのまま、病院に寄ったのだ。




他の人には、学校を辞めることは言っていない。


知っているのは、親友の里沙だけだった。




喉乾いた…。


フッと体を動かすと動きにくい。


制服のままということを忘れていた。
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