時を超えた愛~新選組と私~【完】
あたしが来たとこは保健室。
「な、夏目ちゃん!!」
慌てて駆け寄ってくる女性。
「先生。また、やられちゃった」
あたしは笑顔で答えた。
「こっちに来て」
先生はテキパキと動いて着替えを出してくれたり髪を乾かしてくれたり、いつも先生には
迷惑をかけてしまっている。
「先生、ごめんね」
いつもあたしは先生に謝る。
「なに言ってんの!」
いつも先生は、こう言って慰めてくれる。
「今日はどうするの?」
先生にそう聞かれ
「帰ろうかな」