◉◉◉ 俺たちはキチガイじゃねぇ!◉◉◉
そこには富士山の職員が立っていた。


職員『あの〜。車いすとか困るんですよね〜専用の使ってもらわないと』


アイム『そうなの?』


奈緒美『そうだよね〜』


堀江『・・・・・』


職員『万が一の為にも登録とかも必要になってきますから。』


奈緒美『すいません!急に決まったもんですから!』


アイム『どこに売ってんすか車いす?』


職員『いやぁ、僕はしらないですね〜』


アイム『あ〜あせっかくきたのになぁ〜』


奈緒美『そうね、ま、近いんだしまたくればいいじゃない!』



職員『せっかくお出でになられたんだし、この先にホテルがありますので、普通の人は登山してその間、残る人は残るってのはどうですか?ホテルも最高の設備ですよ』


奈緒美『いや、私たち山梨なんでいつでもこれるし、ね!』


テル『おい!担いで行ってる奴いるけど担げば行けんのか?』


職員『まあ、あれは『※ゴウリキ』っていってその専門の方達ですので。』

※山岳のような体力的もしくは地勢的の難所において人間が背中に荷物を背負って徒歩で運搬すること。また、それを職業とする人。

テル『じゃ、いいんだな!』


テル『アイム!これはずせ!』


アイム『いや、でも、担ぐったって!』

ボコン!

香織(やれ!)


堀江『いや、もういい!今度、最新の車いす買って出直すから!』


テル『うるせー!おまえがいくっていったんだろうが!』


奈緒美『そうね、兄貴が行くッつったんだよ!』


ヨシコ『いきましょう。構いませんか?職員さん?』



職員『お好きにどうぞ・・・!』


アイム『うほ!これは重いですね!少し荷物減らしましょうか?』


奈緒美『いいの!私も持つから!』


ヨシコ『テル君の荷物は私が持つはね!』


テル『大丈夫!俺が全部持ってやる!』


アイム『それじゃあ、行きますか〜』



『オーウ!!!!』


テルは堀江を背中に担ぎ、両手に荷物を抱えそれなりに立ち上がり職員にむかって行った。



テル『おい!おまえ!この人はおまえなんかよりよっぽど普通だぞ!覚えとけ!』

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