好きって言えなくて。
パタパタパタ…
「はぁはぁ…ギリギリってとこかな…」
「う、ん…」
なんとかギリギリ学校の門をくぐることができた
な、んか……視線が感じる
あ……!
私と陽…手、繋いでたんだ……
バッ!
つい、握られてた手を振りほどいてしまった
「あ…ごめん……つい」
「ん?何がだ?早く、クラス表見にいこーぜ」
はぁ……よかった…
陽、全然気にしてなかった…
「あ、そうだね!行こうっ」
そう言って、私たちはクラス表を見に行った。