あたしはいじめっ子
「うわっ…。」
皆ビクビクしてる
そりゃあー皆
一応、お嬢様だし??
当たり前かな?
あたしもだけど、ね?
虫とか
見慣れないもんね。
あたしはいつも、その辺にいる執事とかに投げつけてるんだけどね~♪
ほんと気持ち悪いなぁ…。
「入れました。」
いつ終わったのか、
いつの間にかそいつは
あたしの目の前に立っていた。
「おっ。さんきゅっ!!」
お礼にお前の名前でも
覚えてあげるよ。
詩音(シオン)ね…。
名字なんて興味ないし。
「よろしくねっ。詩音ちゃん?」
「はい…」
ちょっと震えてる。
笑いそう。
でも我慢しよう