激甘男子の愛し方



「あれ?今日は真子ちゃんと帰らないのか?」



「あ、あぁ。なんか用事あるって」



「なんの用事?」



「さぁ、知らない」



聞いてないし。



「お前の溺愛っぷりも落ち着いてきたんだな」



「は?なんで?」



「前のお前って真子ちゃんのマネージャーかって思うくらい、真子ちゃんの行動を把握してたもんな」




「マネージャー」



「あっ、マネージャーは聞こえがいいな。あれだ、下手したらストーカーだ。ストーカー」




ストーカー……



そんなに俺は……




< 111 / 339 >

この作品をシェア

pagetop