伝えることができない"好き"
杏奈と翔斗





「加藤空菜」

---かとう そな

授業が終わって
宿題になってしまったぷりんとに

名前をかく

...もう昼休みかぁ。

すると

「そーなーッ」


声の相手は1人しかいない。

もちろん

親友の杏奈。

杏奈は小学生からの付き合いで

高校2年になったいまも


親友でいる。

「空菜、ご飯たべよーッ」


そういえば、もう
チャイムは鳴っていて

お昼の時間だった。


「そいえば、空菜ッ♡
    今日翔斗にお弁当作ってきたんだー笑」


「そうなんだー。」

無理に笑顔を作って返事した。


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