シュガーレスキス

(聡彦……本当はあなたの体も心も全てを受け入れたい)

 この気持ちは嘘偽りなく本当。
 でも、やっぱりまだ体を完全に重ねるのが怖いと思ってしまう。
 こういうところは子供な私。

 でも、きっと……そう遠くない時に、私は聡彦を受け入れようと思ってる。
 ツンを愛する覚悟は出来てるんだから。

 ねえ……聡彦。
 だから焦らなくたっていいんだよ?
 私、ずっとあなたを愛するから……一緒に……一緒の未来を歩こう?

 こんなふうに私は思っていたんだけれど。
 私の知らないところで、聡彦は別の問題を抱えていたようだ。

 それはまた次の章で……。
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