ヤンヤンデレデレ


「まずは瑞希さんの番号を登録して……他は要らないですね」


「バイト先とかは?」


「頭に入れてます。もちろん、瑞希さんの番号、アドレスも覚えてますが、やっぱり瑞希さんとボタン一つで繋がるためにも登録しておかなきゃ」


嫌なんです、とiPhone機能の一割方しか使わない発言のおでましであった。


「そっか。登録するのは俺だけ、か」


瑞希とて登録しているのは誉のもののみ。仕事先等は携帯電話をもう一台持ち、仕事専用・瑞希(プライベート)専用とは分けていた。


「帰ったら早速、登録して、通話してみましょうね」


使い方慣れなきゃと、意気込む誉に頷いておく。


「そういえば、ショップの店員さん、手袋していましたね」


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