ヤンヤンデレデレ
『まさか開口一番で通話終了宣言されるとは思わなかったわねぇ』
「八時は先生に『おやすみなさい』する時間じゃないんですか?」
『えっらいわねー、誉ちゃん。きちんと先生の教えを覚えてくれるなんて。それで、きちんと八時に寝てるかしら』
「瑞希さんが寝かしてくれないので寝ません!」
『ようし、瑞希ちゃんに愛の鉄拳制裁しちゃおうかしらぁ』
「あなたの監視下から離れた俺たちに口を挟むな」
口を挟む瑞希であった。
「先生、私にお話があるんですか」
『ええ、ありまくりよ。ついで、瑞希ちゃんにも。二人とも、クリスマスの予定はある?』
「バイト」
「仕事」
重なった声でも聞き取った先生は意外そうな声を出す。