ヤンヤンデレデレ


『あら、一年の内で恋人たちが一番にいちゃいちゃする日は、当然のことながらお休みかと思ったのに』


「別に、クリスマス(記念日)にかこつけなくとも、誉いれば毎日が特別な日(記念日)だ」


「今日も特別?」


「誉がいてくれるからだよ」


えへー、と頬を緩ませる誉だった。


『ちょっとちょっと、まだ切らないでちょうだいねぇ。じゃあ、クリスマスが駄目なら今週の日曜日、16日にこっちに来てくれるかしら』


「瑞希さん、先生がこっちに来てって言ってますよ?」


「断って」


「先生、断ります」


『困るわー。子供たちとクリスマス会するのに、サンタさんが必要なのよぅ』


「グリーンランドにでも行け」


「先生、グリーンランドにサンタさんがいるみたいですっ」


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