【完】俺に溺れろ!~最強ヤンキー君からのアイラブユー~
……うわ、今不意討ちでキュンって胸が
締め付けられたよ……。
「わ、私だって向坂くんだけ……だよ」
「へ?…お、おう…」
あれ…言ってみるととーっても恥ずかし
いぞこれ!
二人して、顔を赤らめて、うつむいちゃ
った。
「おいおい。いきなり二人だけの世界に
飛び込むなよー。ムカつくから」
そんな変な雰囲気をぶち破った、呆れた
ような燐ちゃんの声。
まあ、ちょっと救われたけどね。
昨日、あんなことがあってから燐ちゃん
は、前よりもあか抜けたというか……ち
ょっと毒舌になったんだけどね。
でも本当の燐ちゃんを見れた気分がして
、嫌では無かった。むしろ、嬉しい。
「澪、行きなよ」
燐ちゃんがそう言ってちょっと笑ったか
ら、思わず頷いたんだ。