俺のもんだろ Ⅱ

*約束*


side悠雅



体中に激痛が走り、意識が



朦朧とする中…





俺を覗き込む、美夜の泣きそうな



顔が見えた。





怪我とか…



してねぇよな……





自分のことより…美夜が心配




だった。





自分が…死ぬかもしれないのに……



「無事で…よかった……」





そういうと俺は、




意識を手放した。







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