†*†ヴァンパイア学園†*† 巫女姫×王子
いつもと変わらない
朝とも夜とも分からない、ある日。
暗闇の中に、一筋の光が入り込んできた。
あまりにも眩しくて、光を遮ろうと手を顔の前に出す。
でも初めて見た、眩しい光を確かめたくて
薄く細めて開いた目で、その光を見ようと試みる。
「瑞姫。今日から君は私達の娘だ。」
不意に自分とは違う、低い何者かの声が聞こえ
光の奥から手が差し出された。
ミズキ?ワタシタチノムスメ?