†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子


夢の中で見ていた千景の姿を思いだし

ゾクゾクッと身震いした。




「どうした?」

「うんん、なんでもない。」

「なら、もういいだろ?」

「え?・・・ぁ、やん・・・」

「話もしたし、もう拒否権はねーよ」




言い終わらないうちに、額に、頬に、首筋に

上から下までキスの嵐。

少し前に存分に快楽を味わったはずなのに

まだ足りないと言わんばかりに、愛撫して私の身体を求める。

私の中心も疼きだして、だんだん濡れてくる。




「フッ・・・瑞姫も俺に触れて欲しかった?」

「な、んで?」

「こんなに濡れてる。ほら、厭らしい音がする。」

「やん、言わないでぇ」




クチュクチュと音を立てながら

執拗にいじめて、焦らして、私を攻め立てる。

その後は、よく覚えていない。

気持ちが良くて、ふわふわした感じがして・・・意識が飛んでしまったから。

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