†*†ヴァンパイア学園†*†  巫女姫×王子
第27夜.謎の転校生


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2日後、私達は魔界を後にした。

その口火を切ったのは、颯斗さんだった。




「ヒロと一緒に、そろそろ学園に戻るよ。先生たちだけじゃ、学校行事が滞ってしまうし。」

「じゃ、俺らも帰る。」

「冬夜達は、もう少しココに居れば?ここの方が安全だろ?」

「何処に居ても、同じだ。」




先生達だけじゃ学校行事が滞るって

どこまでこの生徒会の皆が、力をもっているのか思い知らされる。

それにしても、先生の立場って・・・



若干憐れみを感じつつ、冬夜の判断に誰も反対意見を言うものは無く

私達は魔界を離れることになった。




「じゃぁな、親父。」

「あぁ・・・桐の坊。例の件、頼んだぞ。」

「分かってます。」


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