本物の愛をちょうだい。

どこだ…


どこにいる。


美亜。



店から駅方面に向かった。


携帯に何度連絡しても出ない。





駅のホーム。
終電も終わってる静かなホーム。




いた。



誰も居ないホームのベンチに座る美亜が。





美亜を見た瞬間
心が落ち着いたのがわかった。


「美亜!!」


「ハハっ…見つかっちゃった~。」


美亜の様子がおかしい。



「美亜…お前酔ってる?」

「酔ってるの?わかんなーい~」



酒の匂いが相当する。



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