本物の愛をちょうだい。
「楽しかった~ッッ!!」


「のぞみが一番はしゃいでたなッッ!」


3人で河原にバイクを停めて寝転んだ。



こーゆうの青春って感じ!?


「皆はまだ授業中なんだよね…」


「なんだよ、今更気になるんか?」


晴樹がのぞみに聞いた。


「ちょっとだけ…
でも、楽しかったからいい!富澤くん、佐脇くんありがとう!」


「「………ッッ//」」



うわ…
その顔は反則だろ…

全く悪気のない純粋な笑顔。

子供みたいな…


つか…


「晴樹、照れてるだろ?」

コイツが照れた時は、
鼻を触る。


「て…テメエだって!
顔も耳も赤いぜ?」


「あ?なわけねえし…」


「本当だあ~
富澤くん赤いー!」


「…う…うるせえよッッ」



誰のせいだと思ってやがる…


のぞみのやつ…




やっぱりのぞみの笑顔にはやられる
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