本物の愛をちょうだい。
っつうわけで、
のぞみを後ろに乗っけて
道を流す。
バイクの免許は、持っているがバイクは無いから
晴樹のチームの奴に借りた。
「と、富澤くーん!」
「あー!?」
「落ちそうーッッ!!」
ミラーでのぞみを確認すると、しっかり俺にしがみついて、目をギュッと瞑っていた。
ウケルッッ
それが可愛くて、つい
意地悪したくなる。
「しっかり捕まってろよー!」
「えッッ!?
キャーッッ!!落ちるーッッ!」
クククッッ
そんだけ捕まってりゃ
落ちねーよ。
前に走るやつは、すっかり様になっている晴樹。
族の頭やってるだけあるな。
ちょっとムカつく…
「のぞみーッッ!」
「なにーッッ!」
「風!気持ちくねえ!?」
「うんーッッ!
楽しくなってきたーッッ!」
嫌なことがあるたび
たまにバイク借りて、
こうやって走る。
そうすると、全部すっ飛ぶ感じがするんだ。
晴樹といるなら尚更。
のぞみにも教えてやりたかった。
たまにはバカやるのも
いいってこと。
のぞみを後ろに乗っけて
道を流す。
バイクの免許は、持っているがバイクは無いから
晴樹のチームの奴に借りた。
「と、富澤くーん!」
「あー!?」
「落ちそうーッッ!!」
ミラーでのぞみを確認すると、しっかり俺にしがみついて、目をギュッと瞑っていた。
ウケルッッ
それが可愛くて、つい
意地悪したくなる。
「しっかり捕まってろよー!」
「えッッ!?
キャーッッ!!落ちるーッッ!」
クククッッ
そんだけ捕まってりゃ
落ちねーよ。
前に走るやつは、すっかり様になっている晴樹。
族の頭やってるだけあるな。
ちょっとムカつく…
「のぞみーッッ!」
「なにーッッ!」
「風!気持ちくねえ!?」
「うんーッッ!
楽しくなってきたーッッ!」
嫌なことがあるたび
たまにバイク借りて、
こうやって走る。
そうすると、全部すっ飛ぶ感じがするんだ。
晴樹といるなら尚更。
のぞみにも教えてやりたかった。
たまにはバカやるのも
いいってこと。