イケメン俺様君のお姫様☆
「いや、ごめん。なんか、
可愛いなと思って…」



そう言ったのは駿。



可愛い?


そんなこと言われると、
余計恥ずかしいじゃん!



「とりあえず、顔上げろ。
大丈夫だから」



なによ。



急に優しい声なんか出しちゃって。



さっきまでからかってたくせに。



でも、ずっとこのままってわけにも
いかないし…。



そう思った私は、顔を上げた。



――――チュ


…え?


視線のすぐ先にある、
奏汰のキレイな顔を見ながら固まる。



…私、今…キスされてる?


しかも、唇に?



そう理解するのに、
そんなに時間はかからなかった。



しばらくして、奏汰の顔が離れていく。



私は急いで、手で自分の頬を
隠した。


顔がものすごく熱い。


きっと、いや絶対に…真っ赤だ。
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