また明日…また明日…
「 俺の前の席の奴が俺の寝顔見やがった。」
敬介からの聞きたくない情報。
本当に寝顔見られて嫌がってる?
嬉しそうに聞こえてしまう。
「 そうなんだー…寝顔見られるのは嫌だよねー… 」
「 本当にやめて欲しいわー 」
笑いながら言ってるじゃん。
嫌な割りに楽しそうに話してるじゃん。
「 そうだね…前の席の子ってどんな子なの?」
思いきって聞いてみた。
うざい奴
とか
言って欲しいって思ってしまう私が居た。
私、妬いてるの?
寝顔見られたっていわれただけで?
でも、妬き性って自覚してる。
今までも、そうだったから。
他の女の子の話されるの嫌。
他の女の子が私の知らない彼を知ってるのも嫌。
だから、うざい奴って言ってよ。
でも、敬介はうざいなんて言わなかった。
「 俺の学校で一番可愛い奴だよ。」
何それ。
可愛いとか言わないで。
私の気持ちも考えてよ。
学校のマドンナに寝顔見られて喜んでるんでしょ?
私に妬いて欲しいんだ?
なんか
今日の敬介は好きになれない。
むかつくよ。
やめて。
もう、話さないで。
聞きたくない。
「 敬介、違う話しよ?」
もう限界だった。
週に何回かしか出来ない電話を
他の女の子の話で終わらせてしまうなんて
あり得ない。
一回一回、大切に感じてるのは
私だけなのかも。
妬きもちやきたくてやいてるんじゃない。
出来る事ならやきたくない。
もっと、もっと、2人の時間を
2人の事でいっぱいにしたい。
「 あ、ごめん。」
「 いいよ 気にしないで 」
本当はもっと気にしてほしい。
そして、話題は変わった。
でも、何度話題を変えても
結局出てくる「 女の子の話。」
「 元かのとSEXした 」事とか
「 前の席の子と一緒に帰った 」事とか。
どう言うつもり?
何がしたいの?
意味分かんない。