同棲生活·2
「本当は食べたいんでしょ?」

「うん……」


さすがは、あかねだった。

あたしのことをよく知っているというか、
お見通しだ。


「ビール抜いてるんだから、普通に食べて大丈夫だよ。
太らないって」

(※医学的根拠はありません。あかねの経験上です)


あかねの言葉で食べることを決めたのは言う間でもない。




「マスター、エビチリおかわり~!」

「はいよ。了解!」


お店に来てから、一時間は経っただろうか?

あたしは、今日のお昼食べてなかった分まで食べているような……。






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