堕天使
[鈴side]



大「舞起きないな。」



鈴「やっぱり寂しいよね、好きな人がこんな状態になってたら。」



大「半分は俺のせいだ。」



鈴「えっ!どうして?」



大「俺も屋上に居たんだ。彼奴が飛び降りそうだったから、止めたんだ。」



鈴「じゃあ何で?」



大「実は、舞は怪力だったんだ。」



鈴「ここでシャレとか要らないから。」


大「だから、俺の手を力ずくで取り払って落ちたんだ。」



鈴「舞って、





怪力だったんだ。




何か笑えるね。」

< 138 / 209 >

この作品をシェア

pagetop