堕天使
[舞side]


目覚めて二日目。


ドタドタと病院を走る音が聞こえてくる。


ガラララ。


ドアの空く音。


その先には、懐かしい顔。



彩「舞~心配したんだから。」


舞「彩~!ごめんね、心配かけて。」

彩が抱きついて来る。


傑「おい。抱きつくのは俺が一番だったんだぞ。」


聖「じゃなくて、俺だ。」


陽は舞に近づいて抱きしめる。


陽「心配させやがって。」


舞「陽さん、ごめんね。」


陽「俺は頼り無かったか?」



舞「そんな事ない。」



陽「よかった。」



舞「ありがと。」



舞「グハッ、って良樹、和樹!」


康太「おい、お前等。思いっきり飛び込むな!」


智也「病院では、静かに!」


良和「だってー。会いたかったんだもん。」

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