堕天使

[舞side]



舞は新幹線に乗り東京に向かっていた。何故東京かと言うと、




舞「豪？豪ちゃんだよね?!」



豪「舞なのか。綺麗になったな。」



と今ここで舞を口説こうとして居るのは、堕天使4代目総長の武中 豪～たけなか ごう～だ。



舞「久しぶりだね、豪ちゃん。ちょっと話があって。」



豪「何だ？言ってみろ。できる事なら手伝ってやる。」


舞「私を豪の学校に入れて？」



豪は成績優秀だったため、若くして、東京の名門高校の理事長をしている。

豪「いいぞ。でも何で知っているんだ？誰にも話して無いのに。」



舞「何で理由は聞かないの？それにハッキングすれば、何でも出てくるじゃん。」



豪「訳ありなのはわかった。じゃあ今から行くか。」



舞「それと、お願いがあるの。」



豪「何だ？」