堕天使
[舞side]



私はここに来て一週間が過ぎた。



慣れなかった普通の生活がだんだん慣れて来た。



朝は学校に行って、夜は仕事。



この生活が、舞の日課だ。



そして、友達もできた、同じクラスの宮野 鈴~みやの すず~。
とても美人な子で、財閥の御令嬢。


鈴「舞、おはよ~」



舞「うん、おはよう。」



鈴「ねぇ~、体育祭どの種目に出るの?」



舞「体育祭?そんなのあったかな」



舞は授業中に寝ている事が多い。



鈴「やっぱり聞いてなかったんだ、舞はいつも寝てるもんね。」



舞「で、体育祭ってどんな種目があるの?」



鈴「確か、100m
200m
400m
1000m
障害物競争
借り物競争


だったと思う。」



舞「ねぇ、鈴。最後の?は何んなの」



鈴「確か、その日に理事長が決めるらしいよ。」


(あのクソ理事長、わけわからん。by舞)






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