堕天使
<これで、午前の部終了です。>



鈴「やっと終わった。」



舞「まだ午前だけだけどね。」



舞「じゃあ、さっきの続きで私からも質問してもいい?」


鈴「いいよ。」



舞「昨日。私の事、調べたでしょ。」



鈴「えっ、何で知ってるの?」



舞「私だって、伊達に会社の副社長をしているわけでは無いよ、全国No.2の総長さん!」



鈴「なんで、私の事は誰にも言ってない。それに、厳重にロックをしたはず。」



舞「まぁ、そんなのはただの暇つぶしでやってたことだし。でも、びっくりしたな。まさか全国No.2の暴走族の総長と知らない間に仲良くなってたなんて。」



鈴「私のこと嫌いになった?」



舞「まさか。でも、暴走族は嫌いかも。でもこんなんで鈴との関係も壊したく無いし、別に誰にも言わないから。あと私が副社長だって話は一応本当だけと伏せといてね。」



鈴「舞~!ありがと~~。」



鈴は泣いていた。多分前にもこんなことがあって皆に逃げられたんだと思う。まぁ私は人のこと言えないかも。



舞「ほら、さっさと食べて!もう行くよー。」



鈴「待って~!」



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