黒猫ちゃんの憂鬱3



ギュッ




血が出る右手を暖かい手で握ってくれるのは、怜王しか居ないね・・・。





嫌だ。




ヒロを潰すことなんて、できない。




でも何処かに生きている暴走族の正統派の総長は鬼陣を潰そうとしているのだろうか。





『・・・て、・・・れ』



「・・・ん?」





なるべく、優しく聞いた。




・・・つもりだった。






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