♥︎幼なじみと同居生活♥︎【完】


あたしは家のドアを開けた。今は朝の10時。優也が起きているかもしれない時間。


すぐに階段上がれば大丈夫だよね…


玄関には知らない赤いパンプスと優也のくつが置いてあった。


この赤いパンプス誰の?


リビングのドアをゆっくり開けてこっそり顔を覗かせた。


誰もいない。優也の部屋にいるのかな?ってことは麗香なのかも…


あたしは一つ二つと階段を上り、優也の部屋の前に立った。


開けようか開けまいかまよったけど開けることにした。


トントン


反応なし。


「入るね」


小声でそう言って優也の部屋のドアを開けた。


「っ!」


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