フレンズ


「・・・・」


オトコは、髪を撫でていた手を止めた。


「ね、子供よりも私を愛してる?」


私は、止まっているオトコの手をとってその指をかんだ。



「フィールドが違う」


オトコは、ちょっとため息をついて答えた。


正直なオトコ…


私は、ちょっと泣いてみせる。



「葉月」




ため息まじりのオトコの声。

困惑してる・・・
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