気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】



「なっ、なんで笑うのよっ!?」

 焦る私に対して彼は、満面の笑みを浮かべながらおかしそうに言った。


「可愛くてっ」


 そのことばを聞く度に心臓が跳ねて、身体中が激しく反応し、私の心が嬉しいとこだまする。

 顔には身体中の熱が集まり、きっと赤くなっているんだろうな、と冷静な私がいるのが有り得ないくらい、頭の中は激しく動揺する。


 そんなことばを聞いたら私、勘違いするよ?

 なんて口には出せないのが堪らなく悔しい。



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