気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
中に入り一目散に未歩が入り込むのは、お気に入りのブティックのお店。
「わぁ、このシフォンスカート可愛いっ!こっちのワンピもっ!」
入った途端にこれだから、あまり一緒に行きたくないんだ。
目立ってしまって仕方ない。
「あ、これ未歩似合いそう………」
手に取ったのは白に黒いドットの入った黒い襟のあるシンプルなワンピース。
一見これだけでは地味だけど、細めのベルトをはめて、黒いお洒落なミュールを履けば、かなり可愛らしいファッションになる。
なんて考えていると、横から声をかけられた。