気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
未歩のクラスのバカな男子の話をして盛り上がっていた。
「でさっ……ホント、バカだよねっ」
「確かに~!」
パシャッ
はっ?
「夏音の笑顔ゲット~ッ!!」
驚きのあまり、目を何度も瞬いた。
目の前にはケータイがあり、まさにそれで写真を撮られた。
「なっ、何してるのよっ!?」
「なにって写メ撮ったんだよ?」
悪びれることもなく、
当然でしょ?
とでも言いそうな顔で言ってくるから意地が悪い。