気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】



 落ち込んでいた理由を話すわけでもなく、ただ一緒に買い物をしてバカな話をしたただけなのに、

 私の気持ちを理解してくれ、

 尚且つ私の怖じ気付き丸まっていた背中を押してくれた。


 私は最高の親友に出逢えたんだ。


「うんっ……!」


 『一歩前に進もう』

 それは私には充分過ぎるあたたかい言葉だった。


 私が前に進むためにも、

 上田優生が前に進むためにも、

 私は一歩踏み出して彼に伝えないといけないことがあるんだ。

 お互いが進むために………



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