気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】



 それがどんな結果をもたらすかなんて私にはわからない。

 それが良い方に傾くか悪い方に傾くかは彼次第であって、私には未知の領域。

 だけど彼だって苦しんでいるかもしれないし、

 あそこで怒ったことで自分を攻めてしまっているかもしれない。


 そう思えば何も怖くはなくて、

 ただ早く伝えたいと思うばかりだ。


「私はこうやって見守り、応援することしかできないけど、精一杯支えるから、頑張って」

「“しか”じゃない、“も”だからっ」

 私からすれば嬉しくて仕方ないことばだから。

 私は未歩からいつも勇気や元気をもらってるからいつだって笑顔でいれるの。

 だから、自信を持って!


 口には出せないけど、私は未歩が



 “大好きだから”



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