気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】



 そんな不安で一杯な私に彼は笑顔を向けて呼び掛けてくれた。

「行こう、夏音」

 顔を少し赤らめて照れくさそうに私の手を引き、父の後ろについてリビングへと連れていってくれる。

 私はこの笑顔をずっと見られるのかな………


 話を聞いた後、またこの笑顔を向けてもらえるのかな………

 ずっと大好きな大好きな笑顔を見続けられるのかな……?




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