ある日、青空を見上げて
「私ね・・・好きな人ができたの・・・」
自分の気持ちを率直に話す。
「こんな事言って駿がまだ生きてたら・・・その人のこと殴りに行ってたかもね」
小さな笑いが出る。
「今でも、駿のことを諦めたわけじゃない。むしろまだ好きだから・・・」
脳裏には、駿と過ごした数々の思い出が甦る。
「でも、いつまでも過去に捕らわれているわけにはいかない。前に進まなくちゃいけない」
次第に、視界がぼやけて来た。