SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「責任ね…じゃあ~責任取って一生…俺が彼女の面倒を見るよ藤堂さん」



「軽々しく…そんなコト、口にするな!!」



「…どう責任取るって訊いて来たのは藤堂さんだろ?だから…ちゃんと答えただけだ」



「ふーん。リンが結婚を口にするなんて…那子さんに別れ話を持ち出されたせいか?」



「だまれっ!クソガキ…」


「…ちょっと俺の方が人気あるからって…嫉妬してんじゃねぇよ」


俺と絡んでいたリンがルイと絡み始めた。


「おいっ!?リンもルイもいい加減にしろっ!」


ずっと無言だったシンが堰を切らしように怒鳴り散らした。


「大体…ルイが余計なコトを言うから…」


リンはブツブツと呟く。



「…リンは少しくらい我慢しろっ。ルイは一言多い…」


シンは二人を説教した。


リンとルイはシンに怒られたのがきいたのか…黙って…オムライスを食べ始めた。


「たくっ」
シンは深い溜息を吐いた。


彼はいつもリンとルイに苦労させられてる様子。
俺は少しだけ彼に同情したーーー・・・





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