SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
克己はパジャマ姿ではなく…白のバスローブの姿で入って来た。



普段とは違う姿に…不規則に鼓動が早鐘を打つ。



「…待ったか?」


「いえ、別に…」



克己は少しだけ濡れた長い前髪を掻き上げ、ベットの端に腰を下ろした。




「…まだ、付き合って日が浅いけど…性急で悪いなぁ」



「…一緒に寝ようなんてわがまま言う…私がいけないんです」



「そうだよ。お前がいけない…」

克己は遠慮なしに私に責める。


「…ずっと自宅では一人で寝てたのに…克己と一緒に寝るようになって…一人じゃ寝れなくなって…」



「…お前は寂しいと思うキモチにずっと蓋をしてた」


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