SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
キスマークを付けられ、そのままシーツの波に押し倒された。



克己に何度も唇にキスをされて、酸欠で頭がボーッしちゃって…後の記憶はほとんど飛んでしまったーーー・・・




翌朝。



目を開けると克己の寝顔が間近に見える。
私達はそのままの姿で就寝した。
下半身に違和感。
私はその感覚に羞恥した。



「…んっ?」



私が身体を起こしたのと同時に…克己が瞳を開ける。



克己は寝起きで焦点の定まっていない瞳で私を見つめた。




「おはよう…」



私は布団で胸許を隠して挨拶。



「今日は日曜日だし…会社…休みだよな」


「うん」



昨日の甘い雰囲気から一転…よそよしい感じのふたり。


私はテレくさいだけで…克己もテレくさいのかな?





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