SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
「…那子さんの当てつけに私を抱いても…虚しいだけと思うけど」



「君は藤堂さんを許せるの?」


「許せないけど…当てつけで他の男に抱かれたりなんかしない…」



「・・・」

♪ ♪ ♪~

リンのパーカーのポケットに忍ばせたスマホが鳴った。


リンは身体を起こして、通話に出る。



「…社長…すいません…直ぐに行きます…」

電話の相手は事務所の社長らしい。

リンは通話を切って…吐息を吐いた。



「樋口社長?」



「…あぁ…今は社長が『ウィング』のマネジャーも兼任している…今日は朝からミニドラマの撮影なんだ…」


「撮影をサボってここに居るの?ダメだよ!!」


「…しかし…何で…あそこに千早が居たのかな?…何か…やる気失せた…出るぞ」


「うん」












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