SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
同じソファーに座りながらも…少しだけ距離が空いていたけど。


克己が急に私の肩を抱いて身体を密着させてきた。



「…部屋で楽しめばいいか…」



とびっきり甘い瞳で私を見つめて、頬に唇を寄せて来る。



今夜も熱帯夜。


私と克己の仲と同じで…熱い…



二人で見つめ合いながら…何度もキスを味わう。


深くなるキスの中に響く水音。



身体の芯にも熱がこもって…どうしようもなく克己を求めていく。


切なさにも似た感覚に…戸惑いながらも…



私は克己に全てを預けた…




甘い夜のヒメゴトがまた…繰り返されていくーーー・・・


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