SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
私…何か悪いコトした?



「すいません…」



専務と田村さんはパーテーションで仕切られた商談室に消えていった。



「専務…なんだか…不機嫌だったわね」
橋口さんが呟いた。



「そうね・・・」



「もしかして、専務…蘭莉と田村さんの仲を嫉妬してるとか」




「ええ~っ!?ま、まさか…。私は専務に嫌われてるし…」



橋口さんの憶測を否定しながらも、専務が纏った殺気立った雰囲気は嫉妬なんだと実感した。







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