SWEET HOLIC《1》~イケメン専務の甘い独占欲~
克己の押した階はマンションのちょうど真ん中の25階。


克己の住むマンションは50階建て。


「東京の夜景とか…見えるんですか?」



「まぁな」


「へぇ~っ」


「…このマンションに入ってからずっと…お前…嬉しそうだな…俺に何か期待してるのか?期待に応えたいが…今夜は疲れてる」


「別に私は…///」


唯、こんなお城のようなマンションに入るのは初めてで…嬉しかっただけなのに。


克己の言葉に赤面する。



「私は別に期待してませんから」



「少しくらい期待しろよ!!」


克己は私を抱き締める。



克己が右手に持っていたビジネスバックが少し邪魔だった・・・


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