僕たちは恋に落ちる

「そう…」

真紀はそれだけ言う

やっぱり…忘れてる?

「いとこも同じ高校でさ」

真紀はただマグカップを持ちながら下を向いてる

「尚ってゆうんだけど」

俺は話し続ける

「佐久」

真紀がやっと口を開いた



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