たくさんの愛を、ありがとう。

side まみ



中学2年の 3月。
進級が間近で、少し騒がしい時期。

「ねぇ〜!ちょっと聞いてよ〜!!」
突然、親友の凜が言ってきた。

華奢で、可愛い私の親友。

「えっ?凜、どうした!?」

「まーこー…!!!ウチもう終わった!フラれたから!!もう、あんなヤツ知らない……!」
まさかとは思ったけど…
まぁ、やっぱり恋愛の事だった。


どうやら、凜はフラれたそうだ。
私には、全然理解出来なかった。
なんで、好きな人なんか作るの?
イイコトあるの?

聞きたい事は、山々あった。

けど、まず……。

「…なんて言って告白したの?」

「…………付き合って?って…」

「…うん?えーと…、つまり、それだけかな?」

「うん…」

ちなみに私は、恋愛相談にのるのは大好きだったから、凜の悩みは毎日聞いていた。

「凜……大丈夫……?」

「えっ、何が!?」

「だって…、それさ…。」

「………?」

いや、私…間違えてないよね?
いいんだよね!?

「もろ、告白じゃないでしょ、それ…」

「…そうかな……?フツーじゃないの?」

え?

「だってさ…告白って、相手に好きって気持ちを伝えて、初めて成立するんだよ?」

「わ、分かるけどさ……」


まぁ……。
そんなこんなで、最終的には、楽しかったのさ。

でも、凜ちゃんが 毎日言う言葉。
それはですね……

「まこはいつ好きな人出来るのかな?」

ただ、それだけを聞かれていた。

「んー、運命の人が現れたらじゃない?」

適当に返した私の言葉。
でも、運命って何だろう?
運命?
ナニソレ。

よくよく考えてみれば…

運命って

分かんない、かも。
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