俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど




真子は俺の足の間にいる、ってことを確認すると、急に暴れ出した。




「話相手になれとは言ったけど、こういうことじゃない!!!勘違いすんなっ!」


「…氷落ちるから暴れないでよ」


「暴れずにいられるか!!」


「だいたい、教室で俺の膝の上には座るくせに…これはだめなの?」




あ〜…膝の上に乗せる…でもよかったな



と考えていたら、久しぶりに太ももに痛みが走った。



「った!」


「膝の上に座ったのは、不可抗力だ!!瑠偉が無理矢理…っ!!!」


「あーはいはい。もういいって。悪化しちゃうから静かにね」



今日の真子はよくしゃべる…。




「静かにさせてくれないのは瑠偉でしょ!!」




まあそうかもね。



真子のお腹に手を回して、肩に顎を乗せて。


これでもかって密着して。



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