守ってくれますか？
「いつから？
『こんなにあっさり』って、悔しそうにしてたときですかね。」

「それは、あいつのプライドじゃなかったのか？」

「ちがうでしょう。本当にプライドが高い人なら、『私もどーでも良かったわよ』なんて言うでしょうから。」


・・・ああ、そうか。

「聡いな、ヒカリは。」

「シュウ様が鈍いだけですよ。」


「・・・・・ぶはっ！！ははははははは！！！
まさかヒカリに鈍いと言われるとは・・・」


いやー、想定外だな。


「なーるほど。自分のこと以外には聡いわけね。」

ふんふん頷いてると、ヒカリが反論してきた。

「自分のことにも鈍くなんてないですよ！！」


「へえ？じゃあ、昨日のナオの行動でなんか気づかなかった？」

「・・・ナオ様の、行動？」

「そーそー。ってか、昨日ナオとなんかした？」

気になる～♪


「なんか？えっと、私に直してほしいこと言ってもらって・・・
そのあと・・・・・・」

かあああああ・・・・・・

いきなりヒカリが顔を真っ赤にした。


おお！
なんかあったなこりゃ。


「そのあと、どうしたの？」

俺は先を促した。


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