守ってくれますか?
「よぉ、チビ達!!・・・って、増えてね!?」

ヒカルがぎょっとした。


・・・あ。

ヒカリを買ったときにいた3人がいる・・・。


それに、俺が知らない小さい奴が2人。

計5人の若い男女が入ってきた。



「ちょっと待て!や、イサムまではわかってんだが・・・って、イサムどいつだ!?」


「兄さん、落ち着いて・・・」


ユウと言われていた少年がヒカルに微笑みかけた。
途端、ルリがキッとユウを睨む。


「お兄ちゃん!?何、軽々しく『兄さん』なんて呼んでんのよ!?」

「え?だって兄さんは兄さんだよ?」

「縁切ってたでしょ!?まだコイツ、謝ってもないの!!」


「兄妹喧嘩は置いといて、まず、ちびっこいのの説明をしろ。」


「はーい!じゃ、俺がやりまぁ~すっ。」

「サンキュー!で、お前は・・・」

「イサム。ヒカル兄さんって、本当に実在してたんだな。」

「お前がイサムか!でっかくなったなぁ・・・。っつーか、ヒドくね!?」


「はいはい。とりあえず、ちびっこいのの男の方がライで6歳。女の方がエリで3歳。ちなみに、俺は10歳。」


「おぉ・・・。母さん、また産んだのかよ・・・・・」


「うん。まぁ、もうストップしたけど。」

「そりゃそーだ。」





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